脊柱管狭窄症・ヘルニアで痛みは発生しない

     脊柱管狭窄症・ヘルニアで苦しんでいる方が多くおられます。名前を聞くととても恐い印象があります。

     MRIをとったりすると、確かに狭窄が起こっていたり、ヘルニアが出ていたりします。それでお医者さんに「この部分が神経を圧迫するので痛みが出ます。」と言われます。あー確かにそうだなあ。

     しかしながら冷静に考えてください。

     「神経が圧迫されても痛みは発生しません。発生するのは麻痺です。もし麻痺がでていないのならば、痛みの原因は圧迫ではありません」

     説明します。神経には大きく2種類あります。運動の命令を伝える運動神経、痛みなどの感覚情報を伝える感覚神経です。運動神経の方が太く、感覚神経の方が細い構造となっています。神経の性質として太い方(運動神経)が圧迫に弱いのです(生理学:佐藤優子・佐藤昭夫著)。つまり、同じ様に圧迫された場合、先に障害を受けるのは運動神経です。運動神経が障害を受けると運動の命令が伝わらなくなり先に麻痺が起こります、痛みは発生しません。

     もう一つ知って欲しいのは、神経の途中を圧迫しても痛みは発生しないという事実です。痛みが発生するのは端にある受容器が刺激された場合です。電話機で考えると良くわかるかもしれません。電話線をいくら圧迫しても音(痛み)は発生しませんが、受話器を叩くと音(痛み)が発生します。これと同じ理屈です。

     この2点の身体の仕組みから考えても、脊柱管狭窄症やヘルニアで痛みが発生する事はありません。
    コメント

    No title

    「受話器」、ナイスたとえ(パチパチ)。
    「受容器」にも似てるし(笑)。

    No title

    お粗末でした(笑)。

    そのとおり!

    腰痛暦20年以上の私には、この事実は身を持って体感してます

    痛くなっても、時間の経過で痛みが消えること
    手術をして狭窄部位を取り除いても痛みが残っている人がいること
    周りには、いくらこの話をしても、自分の経験・感覚を伝えても、単に病院嫌いとして、整形外科等の外科的処置を受けないことを責められました

    今回は昨年春に久々に酷い腰痛に襲われ、今年の春先まで一年近く、痛み→痺れに悩まされ、周りからは手術をするよう半強制されてました

    この事実を知らない身内は、痛みや日常生活への障害を軽減するため、良心からでしょうが、どうしても目に見える外科的療法を薦めてきます

    今は手術も何もしてないのに、痛みも消え、長く続いた痺れも治まってきましたが、相変わらず、疲れたときなんかは違和感の残る日々です

    自分のように、手術を進められても保存療法で十分回復するものがいることを、知って欲しいと思う今日この頃

    そうですよ

    その通りだと思います。間違った情報が世間を席捲しています。

    狭窄症やヘルニアの手術は脊髄の非常に微妙な部分を取り扱いますのでリスクも高いです。

    なにより、100%治ると言うなら受ける価値もありますがそうではありません。受ける必要は無いです。

    貴重な情報ありがとうございました。早く良くなってくださいね。



    No title

    横幕先生、初めまして。
    神奈川で鍼灸しております江波戸(えばと)と申します。
    リー先生のブログから参りました。

    痛みに関するとてもわかりやすい解説ありがとうございます。

    よろしければこちらの記事を
    私のブログで紹介させて頂けないでしょうか?
    よろしくお願いします。

    No title

    江波戸さん
    こんにちは どうぞお使いください。

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